2016年ベストアルバム9選(+9)
今年もこの時期がやって来ました。今年は純粋によく聴いた9作品と、2016年を象徴するようなインパクトがあって記録しておきたい更に9作品を簡単なコメントを添えて紹介します。なぜ9枚ずつかと言うと、画像9枚にまとめるやつをやりたかったからです笑

b0201251_23140909.jpg
○KONCOS 「Colors & Scale」
進化を続けて3ピースバンドになったコンコスの3rdにして新たな1stとも呼べそうな一枚。音楽の魅力に体も心も自然に踊ってしまう。ライブではリディム時代を彷彿とするハードコアパンクの側面が全面に出てまるで別物に変化するまさに魔法のような音楽。心臓の奥が熱くなるイメージ。

○The Avalanches 「Wild Flower」
サンプリングミュージック集団の16年ぶりのセカンド。リリース以来、何聴こうか迷ったら無意識にこれを再生してたくらい体にスっと入って来る幸せな音がギュっと詰まった一枚。何がサンプリングされてるかなんてわからなくたって良い、気持ち良くなれればいいじゃない。

○TWEEDEES 「THE SECOND TIME AROUND」
去年の1stがあまりにも素晴らしかったけど、2ndも凄かった。沖井節炸裂しまくりの開幕3曲の暴れっぷりが最高過ぎだし、"PHILLIP"をはじめて聴いた時の衝撃は2016年一番だった。欲を言えば後半にもっとアップテンポな曲が欲しかった。

○The Lemon Twigs 「Do Hollywood」
20歳にもなってない2人組のデビュー作。ビートルズ風味のインディーサウンドだけど、若さ故の固定概念に捕われない曲の展開に圧倒される。今後の作曲に影響してきそうな音楽的アイディアが詰まっている。これ、凄いです。

○Keishi Tanaka 「What's A Trunk?」
世界で一番好きなバンドriddim saunterのVo.ソロ3枚目。今までで一番カラフルで楽しいし、何かSSWという肩書きから解き放たれて吹っ切れた感じがする。"Just a Side of Love"は私の2016年ベストトラック。

○Boulevards 「Groove!」
USファンクミュージシャンの1st。Captured Tracksからとは思えない陽気でご機嫌なファンクポップミュージック。顎が前に出てしまうようなグルーヴィンな曲揃い。

○Chance The Rapper 「Coloring Book」
黒過ぎるヒップホップはあんまり聴かないけど、これはヒップホップに精通してない人にもポップミュージックとして届く力のある音楽だと思う。
FREE DL( http://samplinglove.blog94.fc2.com/blog-entry-2623.html )

○宇多田ヒカル 「Fantôme」
宇多田ヒカルのアルバムの中でもかなり好きな方。言葉選びのインパクトや、独特な歌い回し等、やっぱりこの人は特別な歌手だなぁと、改めて凄さを感じた。

○UNISON SQUARE GARDEN 「Dr. Izzy」
デビュー前から聴き続けてるバンドの新作。やっぱりスカっとする日本語ギターロックが好きだけど、ユニゾンは自分の中で別格。凄い量の歌詞もポップにまとめるメロディセンスが更に磨かれた。

・・・

ここからは2016年、インパクトに残った作品を紹介します。EPも混ざってますがご了承下さい。
b0201251_23143343.jpg
○MOROHA 「MOROHA Ⅲ」
遂にフジロック出演を果たしたラップ+ギターの2人組ヒップホップユニットの3枚目。他の誰とも似ない、言葉の迫り方と伝わり方に説得力が増している。

○Sofi Tukker 「Soft Animals - EP」
SXSW2016の出演者を片っ端からチェックしてた時に見つけたNYの男女デュオのデビューEP。リフが担う仕事の理想型のような格好良さが印象的。ティンティンズ辺りの匂いがする。

○TV GIRL 「Who Really Cares」
バンド形式を取り入れた最高にハッピーなサンプリングポップ。とにかく幸福な空間を作ってくれる、何も考えずにただ音に身を委ねるのみ。
FREE DL(1stも可能) ( http://simonsaxon.com/music/tv-girl-who-really-cares/ )

○片想い 「QUIERO V.I.P.」
カクバリズム出身ポップバンドの2nd。様々な音楽をオリジナリティ溢れるポップミュージックに昇華しつつ、間の抜けたボーカルが個性的で笑えたり泣けたりで中毒性あり。

○Prep 「Futures - EP」
ロンドン出身AOR寄りのR&BポップバンドのデビューEP。ゆったりしたリズムと優しい歌声で体を揺らせる心地よいポップミュージック。アルバムに期待。

○KING 「We Are KING」
女性R&Bグループの1st。メロウでスムース、色んなバランス感が凄い。なんだか今の時代に鳴ってる音をひとまとめにした時に真ん中にいそうな音って感じがした。

○Lido 「Everything」
ノルウェーのプロデューサーLidoの1st。近未来的なエレクトロ、あんまり聴かないジャンルだけどこれはビックリした。色んな音にただただ圧倒される。「すげ〜…」って口に出して言うやつ。
FREE DL (※リリース時は出来たけど今は出来ないっぽい…)

○こぶしファクトリー 「辛夷其ノ壱」
ハロプロ新人の1st。既発のシングル曲がどれもファンクで最高だったが、アルバムはそこを掘るのではなく軸に音楽性の幅を横に広げた感じで、ロックな音が増えた印象。優良J-POP作品。

○鷺巣詩郎 「シン・ゴジラ音楽集」
今年はサントラに触れる機会が多かったけど、やはり2016年を象徴するこの作品のインパクトは凄かった。音楽と映画のシーンが脳内で完全にリンクする。伊福部曲の使いどころもあえての音質も絶妙で最高だった。


あとは、チャンス繋がりでDonnie Trumpet & The Social Experimentも良く聴いたし(なんならソロより聴いたけど去年の作品なので載せれず)、フジロックのベストアクトだったBECKも予習復習でよく聴きましたね。映画シングストリートも音楽も内容も良かったし、他にも色々ありますけどね。

今年はDJ現場からも遠ざかってしまって、フロア寄りの堀り方をしなくなったような気がします。純粋に「歌心のある」音楽を求めていた感じでしょうか。コンコスとアヴァランチーズのように、とにかくポップで楽しい音楽がやっぱり好きみたいです。来年も色んな音楽が生まれるのを楽しみにしましょう。

皆様、今年もお世話になりました。このブログ自体更新頻度は低めですが、来年も思い立ったら何か残していくようにしますので、これからもよろしくお願いします!

[PR]
# by popjacker | 2016-12-28 23:41 | 【FAVORITE】 | Comments(1)
近況 -2016/12/23-
夜、寝るときはテレビを付けながらでないと眠れないんです。

眠れないというか、無音で暗いとマイナスな事が頭をよぎってしまうから、無理矢理に音と光でそれを遮ってるんです。

・・・

去年の父との別れから1年ちょっとしか経ってないのにその間に祖母と、先日、祖父まで天国に逝ってしまいました。1年ちょっとの間に3回もこんなに近い所にいた家族と別れる事になるとは…。母にとってはこの短い間に両親と旦那が一斉にいなくなるんだから。せめてもうちょっと時期を離して欲しかった…。もうね、お通夜から葬式の流れとか、何しなきゃいけないかとか慣れちゃった。骨も沢山拾った。こんな段取り慣れたくなかったなぁ。


今でも、寝る時には「長くて悪い夢が続いてるんじゃないか」って思ったりするし。

目が覚めたら家にみんながいて、「悪い夢見たわ〜」って言って普通の日常が戻ってこないかなぁなんて。


そんな風に思ってしまうから、テレビを付けながら寝るようになりました。

・・・

先日祖父が逝ってしまう少し前に、新海誠監督の"星を追う子ども"という映画を観たのですが、これは人の死の受け入れ方の話でした。人が生きる上でどうしてもどこかで訪れる別れとどう向き合っていくか。丁度こんな作品を観てしまったので色々考える事はあるけど、無情にも現実は変わらないし、運命を受け入れて生きて行くしかないんです。

悲しいさよならも受け入れて、また新しい出会いを探す旅が人生なんだなと痛感します。無理矢理でも前向かないと。この家を守って行くのは自分なんだから。ちゃんとしないと。

まぁこんな文章書いちゃってるのも、ちと別れが続いてしまって参ってるのかもですね、、

・・・

あれ、こんな湿っぽい感じにする予定じゃなかったんだけどな…笑

今年もあと一週間。なんか、自分は年末に一年をまとめるのが好きみたいなのでいつも通り2016年の年間ベストアルバムとか作った曲とかまとめなきゃ。もうすぐメンテに出してるギターも帰ってくるし、そしたらまた曲も作ろう。好きなアーティストの新曲も聴きたいし、またDJもやりたい。フジロック2017の日程も出たし、色々観たい映画も沢山ある。そうだシン・ゴジラのブルーレイの発売日も決まったじゃないか!


楽しみな事を灯台にして、明るく生きていかなきゃ!

[PR]
# by popjacker | 2016-12-23 03:14 | 【DIARY】 | Comments(0)
[SET LIST] 2016/09/09 「JACK IN THE BOX」
2015/09/09 (Fri)
「JACK IN THE BOX」

@新潟GOLDENPIGS BLACK STAGE

24:20~

Brief Pop / Couple
UGH! / The 1975
Arlight / Suchmos
Still Movin' On / AFRO PARKER
The Noisy Eater / The Avalanches
Since I Left You / The Avalanches
The Wrath Of Marcie / The Go! Team
Contemporary Tokyo Cruise / cero
Sir Duke / Stevie Wonder
Lisztomania / Phoenix
Just A Side Of Love / 恋のすぐそばで / Keishi Tanaka
ほどけた靴紐 / QUATTRO
I Want You Back / The Jackson 5

Party Kills Me (パーティーに殺される!) / 片想い
琥珀色の街、上海蟹の朝 / くるり
b0201251_15081405.jpg
b0201251_15081655.jpg


[PR]
# by popjacker | 2016-09-10 13:36 | 【SET LIST】 | Comments(0)
フジロック2016レポ
今年はフジロック20周年、久しぶりの三日通し券を買っての参加でした。金曜は夕方頃到着で今年観たのはこんな感じ↓(○:全部観た ◎:良かった ☆:最高だった 無印:つまみ食い/ハシゴ)


7/22 Fri
○Flight Facilities - The New Mastersounds - ◎Discrosure - D.A.N - ☆Con Brio

夕方頃到着になってしまったけどDiscrosureが観れればいいやと思い通し券で入場。帰り際に立ち寄ったパレスで観た今年のお祭りブチ上げ担当Con Brioのライブがエグ過ぎてブチ上がりまくった(頭悪い文章)。


7/23 Sat
◎Homecomings - avengers in sci-fi - VANT - ROVO - ○TRAVIS - ☆EGO-WRAPPIN' - ☆BECK - KULA SHAKER - ☆MOROHA - ○Wanna-Gonna - Gateballers

土曜は新潟の友達先輩後輩が大集結して常に誰かと一緒で終始楽しかったですね〜。そして何と言っても自主企画POP JACKERに三度も出てくれたMOROHAの念願の出演がメモリアル過ぎだったし、BECKのライブがここ数年で一番最高だったPhoenixのライブに迫る勢いで感動。。セトリが神懸かってました。ホムカミも良かったし、エゴラッピンやっぱり素晴らしかったなぁ…。


7/24 Sun
○ザ・なつやすみバンド - ◎dCprG - Oi-SKALL MATES - ○はちみつぱい - Leon Bridges - ROBERT GLASPER EXPERIMENT - Ken Yokoyama - Jack Garratt - YEARS & YEARS - ○Red Hot Chili Peppers - ☆VIDEOTAPEMUSIC x cero

この日は昨日とは変わって一人行動が多かった一日。ヘブンにいる時間が多かったですね。三日通して一番楽しみだったThe Avalanchesがドタキャンになってしまって本当に残念、、そんな中でもデトコペのとんでもない事件を目撃しているようなライブが観れたのが印象的。高校時代から好きで楽しみにしてたレッチリは音響がクソでギターが全然聴こえずにテンション上げきれず不完全燃焼。。でも最後に観たVIDEOxceroが音と映像が見事に合わさったエンタメショーを魅せてくれて清らかな心で苗場を後に出来ました。素晴らしかった。。


今年でフジロックも9年連続参加となりましたが、ここ数年のフジロックでもかなり楽しかったですね。MOROHAの出場は個人的感情が入り過ぎなので抜かすとして、今年のベストアクトは文句なしでBECKでした。これまでちゃんと聴いた事が無かったけど、予習してたらハマってアルバム全部聴いて代表曲把握して臨んだら超最高なセットリストでライブも格好よくて本当に最高でした。帰って来てからアルバム全部買いましたよ。

来年は個人的な10周年、どんな年になるのか今から楽しみですね。

[PR]
# by popjacker | 2016-08-10 23:00 | 【DIARY】 | Comments(0)
MOROHAワンマンライブ "単独" @ 恵比寿リキッドルーム
2016.05.28(土) MOROHA ワンマンライブ "単独" @ 恵比寿LIQUIDROOM
b0201251_22192683.jpg

私の自主企画イベント"POP JACKER"でvol.6 / vol.6.5 / vol.8 と、今まで三度も一緒にやってくれた (ブログタブの【HISTORY】参照) 1MC & 1ギターユニット "MOROHA" が、キャパ900人と言われているリキッドルームをワンマンで完全SOLD OUTさせました。2ndのレコ発@新潟をPJでやって以来、テレビ出演やCM出演など、メディアへの露出も増え、様々な出来事を経験してきた二人のこの記念すべき日は是非目に焼き付けたいと思い、駆けつけてきました。

この間、レインボーロックで久しぶりに観て、30分でも濃いのに、ワンマンなんて精神状態を正常に保てるのか不安だったけど、終わってみたら意外と平気でした。

もちろん、ライブ中はずっと色んな想いを巡らせながら涙を堪えていたし、今まで聴いた事の無いような空間が割れんばかりの拍手や声援に心震えたり、それはそれは凄まじい約二時間でした。最近は家庭で色々あったから"恩学"が初聴の時よりもうんと染みるし、音源になってない曲達も一度聴いたら忘れられないインパクト抜群。本編ラストの"三文銭"は過去最高の熱量だったと思います。

「オレ達は涙を流すような感動させる音楽をやってるつもりはない、もっとやれるはずなのに出来ない自分への不甲斐なさで泣いてるんじゃないのか!?」 

きっとどこかで気付いてはいたけど、自分の心の弱さを、音楽への感動と自己変換して見て見ぬ振りをして、改心したつもりになっていたMOROHAリスナーへの正拳突でした。アンコールで披露した相方への歌"行くぞ"とこれからの決意表明とも言える未発表曲で次のステージへ繋げるような締めで終了。
これからのアクションとしては

・ROSEを離れて自主レーベル開設
・秋に3rdアルバムリリース
・AFRO初の書籍発売
(・7月には念願の…まだ言えませんが)←おそらく、アレ。

更にこれから何でもやって行きたいと言っていたので、更に活動の幅を広げていくのでしょう。

また会って二人と色々話したいな〜とも思うけど、今会っても「あれすごいですね、これもすごいですね!」で終わりそうなのでまだいっか。こっちから二人に胸張って自慢出来るような結果を「音楽で」出してから、出来れば、イベンターとアーティストじゃなくて、お互いが仕事の現場で再会する事を目標にしていこうかなと思います。逆に、今の二人に合わせる顔がない、っていうのもあるかも。

いつまでもMOROHAの躍進を手放しで喜んでいる場合じゃないなって。リキッドに駆けつけたパンパンのお客さん達を見て「ファンには一生つかないファン」の言葉が脳裏を過る。

もちろん、MOROHAの音楽に心震えなくなったら終わりだと思うし、これからのMOROHAの活躍も楽しみだし、これからもMOROHAの音楽にケツ叩いてもらっていくでしょう。まぁでも本人達も歌ってるように、

「貰った勇気は持っても三日」

きっとこのワンマンの感動も気づけば風化していく。抗体が付いた訳でもないとは思うけど、MOROHAの音楽やライブで自分自身が強くなった錯覚に陥るんじゃなくて、自分自身を納得させる結果を、自分自身に勝ったと思える称号を、しっかり掴まなきゃなって、ライブ終わった後、すぐ気持ちが切り替わったのが、この日のワンマンライブ後に「意外と平気だった」理由なのかもしれません。


でもきっと、近いうちに、もう一度、MOROHAに対して両手離しで「おめでとう!」と言ってあげたくなる出来事が起こる気がします。その現場にも、オレは駆けつけなきゃなと思っております。



[補足(?)]
b0201251_22174050.jpg

会場で売ってた謎のDVD-R「日本グレーゾーン」
UK氏が主演、秋葉原の裏バイトに迫るショートドキュメンタリーフィルム作品。お土産で買いました。普段こういうドキュメント系ってあんまり見ないけど、リアルで結構面白かった。続けて二回観た(笑)
[PR]
# by popjacker | 2016-05-29 22:17 | 【DIARY】 | Comments(0)
   

DJ KAZによるホームページ兼、新ブログです
by popjacker
> 最新の記事
2016年ベストアルバム9選..
at 2016-12-28 23:41
近況 -2016/12/23-
at 2016-12-23 03:14
[SET LIST] 201..
at 2016-09-10 13:36
フジロック2016レポ
at 2016-08-10 23:00
MOROHAワンマンライブ ..
at 2016-05-29 22:17
> 検索
> タグ
> ブログパーツ
> ファン
> ブログジャンル
> 画像一覧