POP JACKER vol.9無事終了しました!来てくれたお客さん、関わって頂いた全ての皆様、本当にありがとうございました!
今回はいつものBLACKから規模が大きくなってREDに、そしてレコ発のツアーバンドを三組も一緒の日にやる事になったりと初の試みばかりで正直当日まで不安でしょうがなかったです。去年のvol.8が自分としてはかなり理想的なバランスで完遂出来たので尚更…。
そんな不安は、出演者の最高過ぎるライブで吹き飛びました。
【Teenagers in love】は今回男子3名の打ち込みセットだったのですが、まず声かけた時にシンセボーカルの子が出れないけど頑張りますという事で決まりまして。その後にドラムの子も出れなくなってしまい、それでも急遽エレクトロアレンジを組んでライブを組み上げて来たのは流石でした。もっとキッチリ仕上げれば二刀流で戦えるバンドになるのでは?とにかく、続けて欲しい新潟で一番期待してる若手バンドです。良かったよ!
レコ発でレイさんと共にツアーを周る【I HATE MONDAYS】は名前変わってから初見でした。四つ打ちだけじゃなく本来ロックの持つ踊れる要素があって、青臭さや音楽への情熱や愛情みたいなものをポップにまとめた王道感のあるインディーロック。ライブもめちゃくちゃ良かった!タイトな演奏、コーラスワークも気持ちよくて、トモヤさんの溢れんばかりの気持ちの詰まったギター最高でしたね〜。IHMの二人もアキモさんもめっちゃいい人でもっと沢山おしゃべりしたかったなぁ。新譜も超良いです。内容はもちろん、配信等の普及でフィジカルとしてCDの存在価値が変わって来ている今の時代にあえてパズル型ジャケットという新しいパッケージを提案して来る辺り、根本から音楽を愛しているのが伝わってきます。皆様是非!
二年の活動休止期間を経てこの日に復活を決めてくれた【Moolong & Ground Cores】もうリハで服部さんの歌を聴いて「あぁ、ムーロンが帰って来た」と込み上げるものがありましたね。。フロアにムーロンの復活を心待ちにしてきた方々が楽しそうにしているのを見れたのも嬉しかったです。演奏もMCも、ステージにいたのはまぎれも無くムーロンでした。はじめてイベントとしての手応えを感じたPJ vol.4の時もムーロンがいてくれたのを鮮明に覚えてます。ムーロンがいる時はイベント良くなるジンクスありますよね!間違いない!
今回、イベントを組むキッカケとなった【REI MASTROGIOVANNI】もう7年も8年も前からレイさんのファンでした。常に進化して新しい音楽を追求する「最新が最高」なミュージシャンであり、周りの人達をもポジティブなヴァイブスに巻き込んでしまうオーラをまとったお方。そんな人柄がわかりやすく音に現れたのが今回セルフタイトルとしてめでたくリリースとなった今作なのではないかなと思います。"HAPPINESS!!"も"relation"もNEON GRAVITYもどれも強烈なインパクトと興奮をくれたのを覚えていますが、今回はそういう感じじゃなくて何故か妙に納得する不思議な感覚があって、それはきっとこういうサウンドに行き着くのを本人も周りも待っていたというか、新しい音なのにこれをレイさんがやっている事が必然である、みたいな。よくわかんなくなってきたけど、やっぱりライブは最高で、おとなしい新潟オーディエンスが皆笑顔になって騒いでるのが見えて「ね、だから良いって言ったでしょ?」って心の中でドヤ顔してました笑
今回のイベントは【浅草ジンタ】との縁によって実現したようなものなんです。シーサーさんとはレイさんのイベントでDJさせて貰った時にはじめましてで、フジロックにも何度も出てるのにライブを見るのはこの日がはじめてでした。もう最初から最後まで熱量がハンパなくて、自分たちで「浅草のメロコア」って表現してたのが妙にしっくり来る、もうなんというかオーディエンスなのに何故か降参したくなる圧巻すぎるライブでした。シーサーさんは、ジンタ以外にも自分の好きな音楽の色んな所に参加したりしているので今回こうして一緒に出来て光栄でした。
もはや準レギュラーくらい出演してもらってる【underhead】は今回でvol.3,5,7,8に続いて五回目の登場。なんだかPOP JACKERでのライブは毎回「良いんだけど、まだイケるだろー」という感じが続いてたけど、今回は文句無しで今までで一番のライブでしたね。レイさん、ジンタの後でしかもデイイベントにしては出番がかなり遅いという事で今までで一番やりにくい場所だったと思いますが、お客さんも残ってくれたし、アンダへを観に来た人達も沢山いたし、出演者もみんなごちゃ混ぜになって盛り上がって予想以上のラストを演出してくれました。
今回のDJはキーシュカスの【AkissA】さんとニュージェネの【Yusuke】さんにお願いしました。アキヒサさんは最近ロックの現場でもDJする事が増えて、大先輩なのにどんどん増して行く音の鳴る現場へのアグレッシブな姿勢は見習わなければいけないなぁと思ってます。ユースケさんというかニュージェネとはキャリア的にほぼ同期くらいになりますかね。TxMxYxはポピーでもPJに出てもらったりしてたのですがユースケさんを自分からお誘いするのは今回が初でした。最後はTxMxYxも乱入してなんだか感慨深い3ショットが生まれましたね。二人とも短い時間しか渡せなかったのにありがとうございました!
そしてGOLDENPIGSのスタッフに本当に感謝です。この長丁場から中打ちまで自分の勝手を聞いてもらってありがとうございました。新潟でPOP JACKERをやるときはvol.1から全てGOLDENPIGSにお世話になってます。DJ文化にもしっかり理解のあるライブハウスです。
イベント終わった後は過剰な達成感から毎回「も〜〜やらない!もうやらないよ!」とか言ってるのですが結局やり続けてもうPOP JACKERも初開催から5年が経ちました。やっぱり今はもうやらない!と思ってますが、どうなるかはわかりません笑 DJは続けるし、今は曲作りを頑張りたいのでイベント企画はとりあえず置いておいて、POP JACKERという名前は都合のいい屋号みたいな?サークル名的な?感じで使おうかなと思います。今まで9回(正確には10回)やったPOP JACKERが皆様の綺麗な思い出のひとつになっていれば私もやった甲斐があります。今まで関わってくれた皆様本当にありがとうございました!!これからもPOP JACKERをよろしくお願い致します!!
長文失礼しました!