2016.05.28(土) MOROHA ワンマンライブ "単独" @ 恵比寿LIQUIDROOM
私の自主企画イベント"POP JACKER"でvol.6 / vol.6.5 / vol.8 と、今まで三度も一緒にやってくれた (ブログタブの【HISTORY】参照) 1MC & 1ギターユニット "MOROHA" が、キャパ900人と言われているリキッドルームをワンマンで完全SOLD OUTさせました。2ndのレコ発@新潟をPJでやって以来、テレビ出演やCM出演など、メディアへの露出も増え、様々な出来事を経験してきた二人のこの記念すべき日は是非目に焼き付けたいと思い、駆けつけてきました。
この間、レインボーロックで久しぶりに観て、30分でも濃いのに、ワンマンなんて精神状態を正常に保てるのか不安だったけど、終わってみたら意外と平気でした。
もちろん、ライブ中はずっと色んな想いを巡らせながら涙を堪えていたし、今まで聴いた事の無いような空間が割れんばかりの拍手や声援に心震えたり、それはそれは凄まじい約二時間でした。最近は家庭で色々あったから"恩学"が初聴の時よりもうんと染みるし、音源になってない曲達も一度聴いたら忘れられないインパクト抜群。本編ラストの"三文銭"は過去最高の熱量だったと思います。
「オレ達は涙を流すような感動させる音楽をやってるつもりはない、もっとやれるはずなのに出来ない自分への不甲斐なさで泣いてるんじゃないのか!?」
きっとどこかで気付いてはいたけど、自分の心の弱さを、音楽への感動と自己変換して見て見ぬ振りをして、改心したつもりになっていたMOROHAリスナーへの正拳突でした。アンコールで披露した相方への歌"行くぞ"とこれからの決意表明とも言える未発表曲で次のステージへ繋げるような締めで終了。
これからのアクションとしては
・ROSEを離れて自主レーベル開設
・秋に3rdアルバムリリース
・AFRO初の書籍発売
(・7月には念願の…まだ言えませんが)←おそらく、アレ。
更にこれから何でもやって行きたいと言っていたので、更に活動の幅を広げていくのでしょう。
また会って二人と色々話したいな〜とも思うけど、今会っても「あれすごいですね、これもすごいですね!」で終わりそうなのでまだいっか。こっちから二人に胸張って自慢出来るような結果を「音楽で」出してから、出来れば、イベンターとアーティストじゃなくて、お互いが仕事の現場で再会する事を目標にしていこうかなと思います。逆に、今の二人に合わせる顔がない、っていうのもあるかも。
いつまでもMOROHAの躍進を手放しで喜んでいる場合じゃないなって。リキッドに駆けつけたパンパンのお客さん達を見て「ファンには一生つかないファン」の言葉が脳裏を過る。
もちろん、MOROHAの音楽に心震えなくなったら終わりだと思うし、これからのMOROHAの活躍も楽しみだし、これからもMOROHAの音楽にケツ叩いてもらっていくでしょう。まぁでも本人達も歌ってるように、
「貰った勇気は持っても三日」
きっとこのワンマンの感動も気づけば風化していく。抗体が付いた訳でもないとは思うけど、MOROHAの音楽やライブで自分自身が強くなった錯覚に陥るんじゃなくて、自分自身を納得させる結果を、自分自身に勝ったと思える称号を、しっかり掴まなきゃなって、ライブ終わった後、すぐ気持ちが切り替わったのが、この日のワンマンライブ後に「意外と平気だった」理由なのかもしれません。
でもきっと、近いうちに、もう一度、MOROHAに対して両手離しで「おめでとう!」と言ってあげたくなる出来事が起こる気がします。その現場にも、オレは駆けつけなきゃなと思っております。
[補足(?)]
会場で売ってた謎のDVD-R「日本グレーゾーン」
UK氏が主演、秋葉原の裏バイトに迫るショートドキュメンタリーフィルム作品。お土産で買いました。普段こういうドキュメント系ってあんまり見ないけど、リアルで結構面白かった。続けて二回観た(笑)