今年はベストアルバムとは別に、曲単位で2017年リリースの個人的に印象的だった20曲選んでみました。思いついた順に並べただけなので順不同です。
◆ Sofi Tukker / Best Friend feat. NERVO, The Knocks & Alisa Ueno
去年ベストEPに挙げたSofi TukkerがiPhoneXのCMに起用。相変わらずの気だるいボーカルとカラっとしたトラックが良い。
◆ Calvin Harris / Feels ft. Pharrell Williams, Katy Perry, Big Sean
EDMの先駆け世界的DJのカルヴィンハリスがまさかのディスコファンク路線の作品をリリース。自然と体が揺れるビートとサウンドは、本当にEDMの王者カルヴィンの作品なのか疑ってしまう。
◆ Tiggs Da Author / Work It Out
ロンドンのシンガー。Caesars Palaceの"Jerk It Out"を大胆にサンプリングしたトラックにクールな歌とラップが乗って格好良い。他の曲もどれもご機嫌で最高。まだシングルでしか発表してないのでアルバムが本当に楽しみ。
■ Cornelius / いつか / どこか
新譜リリースのタイミングの今年、初めて観れたコーネリアスの衝撃的なライブの一番印象的だった一曲目。
◆ Rex Orange County / Loving is Easy (feat. Benny Sings)
ノルウェー出身19歳のSSW、Tyler the Createrの客演の方が有名かも。Benny Singsを迎えたピアノポップナンバー、ソフトな耳障りで心地良い。
◆ Amelia Airhorn / New York is Red Hot
The KnocksとSkylar Spenceの共同サンプリングポッププロジェクト。アルバム全体でSkylar Spenceのサウンドの方が強めかも。
◆ Parcels / Overnight
ドイツはベルリンを拠点に活動するディスコファンクバンド"Parcels"のこの曲はDaft Punkプロデュース。モロDaft Punkで素晴らしい。こちらも19歳とかそれくらいの若手で、来日もしてるので来年はどこかのフェスに来て欲しい。
◆ Lorde / Green Light
1stで世界中から評価を得た歌姫の2ndから。NYのフェスで観たときの歓声がすごかった。現地で彼女の人気を直に垣間見たあの光景も非常に印象的だった。
■ PAELLAS / Together
国産のこの手のダンスポップの中でも初期からとてもクオリティの高い曲を生み出していて、この曲もさりげない転調が効いていて良いです。
■ シンリズム / FUN!
若手シティポップSSWの渾身のポップソング。一筋縄でいかない難解なコード進行をポップに仕上げる職人技。
◆ Winston Surfshirt / Be About You
オーストラリアのSYDNEY CITY LIMITSというフェスのメンツを調べていたら発見したシドニーのソウルポップバンド"Winston Surfshirt" メロウなサウンドがめちゃくちゃ気持ちいいです。
◆ Saskwatch / December Nights
こちらもオーストラリアはメルボルン出身のガールズソウルバンド。この曲はゴーチームのサウンドをスッキリさせた印象。ギターやドラムがサイケっぽい処理されてるけど、サビでストリングスとフルートが入って一気にポップになる感じ面白い。
■ メロウ・イエロー・バナナムーン / 胸の裏
ソウル/中南米の音楽をルーツにポップスで包んだ11人組のポップバンド。この曲はあたたかくて優しいレゲエポップ。
◆ Tom Misch / South Of The River
ロンドンの若手SSW、乾いたストリングスとギターのカッティングが最高に格好良い。
◆ Childish Gambino / Redbone
ドナルドグローバーという俳優の歌手名義プロジェクトで、サウンドとしてはファンク、ソウル、ヒップホップ辺りを融合させた感じ。滅多にライブしないとの事で、今年NYでこの曲だけでも聴けたのは貴重な機会だったかも。
◆ Cut Copy / Airborne
エレポップバンドCut Copyの新譜はディスコ要素強めで安定の良さだった。
◆ The Go! Team / Mayday
多国籍音楽集団のもうすぐリリースの新譜から。こちらもこれぞゴーチームサウンドが貫かれていて相変わらず最高です。
■ 乃木坂46 (白石麻衣、松村沙友理) / 流星ディスコティック
2017年は欅坂46にハマったけど、乃木坂46も曲はチェックしていて、その中でも一番良かったのはアルバムのこの曲。タイトル通りのキラキラなディスコチューン。
■ どうぶつビスケッツ×PPP / ようこそジャパリパークへ
2017年アニソンはこの曲の完全優勝でしょう。曲構成、コード進行、合いの手など、アニソン(キャラソン)の定番要素を全て踏まえながらその魅力が凝縮された完璧な楽曲。
■ cana÷biss / 夢見る怪獣
最後は僭越ながら私が楽曲提供した曲です。12月にアルバムリリースとなりました。作詞/作曲/編曲を担当してます。転調しまくり高速ギターロックです、よろしくお願い致します。